(07/8/9
社民党党首の福島“現実を”みずほが、久間「原爆」発言に抗議する談話(6月30日付)を出した。
その中で、「これは、安倍総理と閣僚の従軍『慰安婦』問題についての発言と同様に、安倍内閣が戦争被害者に対して冷酷であることを示している」と、例によって牽強付会の決めつけを行っている。
異常な殺人事件の犯人を、呆れるような屁理屈を用いて弁護し、戦争被害者どころか平時の「被害者に対しても冷酷であることを示しつづけている」のが、誰よりも、福島のような左翼“人権弁護士”であるという事実には、とりあえず、ここでは深入りしない。
日本人拉致に関わってきた朝鮮総連の代理人を以て任ずる元・日弁連会長土屋某が、福島の同志かつ尊敬する先輩であるという事実も、しばらくおこう。
問題は、福島が、久間大臣とは別の意味で、何よりも悪いのは日本であり、原爆を落とされたのも「しょうがない」と捉えているであろう点だ。
実際、福島と気脈を通ずる左翼教員には、そうした認識を堂々と口にする人々が少なくない。
福島らは、明らかに、原爆投下という無差別大量殺戮(ジェノサイド)と慰安婦をめぐる状況とは次元が違う問題、とは考えていない。
同じ社民党の辻元清美が、以前、「拉致被害者のことばかり取り上げ、はるかに多い強制連行された朝鮮人への補償問題を取り上げないのはフェアじゃない」云々と本音を吐露したことがあった。
福島、辻元やその盟友マイク・ホンダなどの著しく歪曲された史観によれば、当時、中国や東南アジアにおいて、「慰安婦」たちは、現在進行形で、日本軍による「20世紀最大級の」集団レイプ被害を受けていた。
であるなら、“日本鬼子”による集団レイプを一刻も早く終わらせるため、アメリカが原爆を投下したのも「しょうがなかった」、必要悪だった、という理屈にならないのか。
辻元流に言えば、原爆投下で、集団レイプ被害者が早期に解放されたというプラス面に触れず、「加害国」日本の原爆被害ばかり“騒ぎ立てる”のは、「フェアじゃない」ということになろう。
ジェノサイドを気楽な口ぶりで容認する久間発言の浅はかさは言うまでもないが、本来、別の意味で、原爆投下は「しょうがなかった」「自業自得」と思っているはずの福島らが、便乗批判を展開するさまには、不誠実を感じざるを得ない。

