8月9日の衆議院法務委員会において、稲田朋美議員(自民)から、「竹島は韓国による不法占拠か」と訊かれた際の江田五月法相の答弁ぶりは、失笑にも値しないものだった。
この男が、三権の長(参院議長)まで務め、いまは閣内で菅直人の後見役を任じているというのだから、政治が混乱を極めるのも無理はない。
稲田議員
衆議院インターネット審議中継から、当該やり取りの概略を文字に起こしておこう。
稲田「(江田の答弁が曖昧なため繰り返し質問)だから、竹島は不法占拠ですか」
江田「韓国によってわが国固有の領土が不法に…、えっ、あっ、いや、御免なさい!…、事実上、占拠されているという事実をそのまま認識しています」
稲田「外務省の竹島パンフレットには不法占拠とあるではないか」
江田「(気色ばんで)それは外務省にお聞き下さい!」
稲田「外務省パンフレットの記述が政府見解かどうか分からないなんて、そんないい加減な国ではわが国はない」
江田「○△×¥……(不毛な言い抜けを繰り返す。時間の無駄なので略)」
稲田「あなたに法務大臣の資格はない。辞めなさい」
「不法に」と正しい発言をした際には、必死になって謝罪し、あげく答えに窮すると「外務省に聞いて下さい!」と誰に怒りを覚えてか声を荒げていた。根っからの阿呆、とはこういう男を言うのだろう。
江田の振る舞いを見ていて、かつて小泉政権時代に外相川口順子が、北朝鮮に「拉致された人たち」と言い掛け、慌てて「拉致された疑いのある人たち」と言い直していたシーンを思い出した。
今の民主党も自民党も、最高幹部(執行部)の大半は江田や川口と大差ない手合いだ。両党の執行部全員が辞職し、代表以下を選び直せば、少しは状況も改善されるだろう。下記エントリ参照。
■上海万博・日本館の日の丸不掲揚―日本赤十字の失態をめぐる旧稿とともに
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/1581421/
イザ!ニュース
「閣僚は首相と共同正犯」と西岡氏
2011/08/11 21:31
西岡武夫参院議長は11日の記者会見で、菅直人首相(民主党代表)退陣後の後継について「内閣は一体で責任を負うわけで、菅政権で閣僚であるなら当然、共同正犯だ」と述べ、現職閣僚には次期党代表、首相の資格はないとの認識を示した。
西岡氏はその上で、「(首相と)違う考えを持っているなら、自ら辞めるべきだ」と述べ、閣僚が代表選に出馬する場合には、即時辞任するよう求めた。
民主党代表選には、野田佳彦財務相が出馬する考えを固めているほか、海江田万里経済産業相、鹿野道彦農水相といった菅政権の現職閣僚の出馬が取り沙汰されている。

